お慈悲には、ディスタンスなし、暖かし/令和2年12月の法話
【担 当】 伴義山 師 〔愛知県西尾市 妙善寺 住職〕
【御 題】 「お慈悲には、ディスタンスなし、暖かし」
今年は、令和2年の最後の月、師走になりましたが、何と申しましても一大事は世界中に蔓延してる新型コロナウィルスであります。
現在では未だワクチンは開発途中との事でありまして、仲々我々の手元に届くまでには時間のかかる事でありましょう。
では出来る、しなければならない事、手洗い、マスク、うがい、三密以外にないのが現実であります。だからソーシャルディスタンスと云う言葉が生まれました。しかし心のディスタンス、マインドディスタンスであってはならないのです
お慈悲には、ディスタンスなし、暖かし
私達の悩み、苦しみをお救い下さるのが佛のお誓いである以上、抱きかかえて下さることは間違いありません。その喜びの声、それがお念仏ではないでしょうか。
よき年をお迎えください。
除夜の鐘、コロナウイルス、無き世界
初光り、心にも満、この身にも
かぼちゃ寺 山主 合掌
このたび、当布教師会より法然上人800回大遠忌記念事業として法話集「法然さまからのお手紙とお歌」を出版いたしました。
法然さまが「黒田の聖人(ひじり)」に宛てた一紙小消息を、管長猊下お手ずから、わかりやすく現代の言葉に置き換えていただき、それを一区切りづつ布教師会の布教師がお説教として書き下ろしました。 また法然さまの代表的なお歌を八首取り上げ、それをテーマとしたお説教も掲載しております。
この本のお求めは、≪総本山誓願寺公式サイト「出版書籍のご案内」ページ≫ よりご購入いただけます。(一部1,000円税込/送料別)
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